第四弾は、福井県鯖江市水落町にある「御園飯店」さんにお伺いいたしました。御園飯店さんは、創業して50年にもなる老舗の中華料理店です。
100種類以上のメニューの中から、三大名物の一つになっている“餃子”をピックアップし、加藤さんにその想いをお聞きしてきました。
創業昭和47年
店主:加藤 光春さん
昭和47年に創業して約50年にもなる御園飯店さん。先代が全国各地で中華の修行へ行き、名古屋の中華料理屋「御園飯店」が最後の修行場となったことから、その名前をいただき同じ名前でお店を始められました。
今回、取材させていただいた加藤さんは2代目店主としてお店を引き継いでいらっしゃいます。
地元鯖江で御園飯店を始め、最初は小さな店舗から始まり今の店舗に至ります。今は名古屋には御園飯店は無く、全国で御園飯店と言うお店は福井のお店のみとなったそうです。
2代目が継いで13年が経ちましたが、加藤さんは先代から受け継いだ御園飯店の味を変わらずに引き継いでいます。
中華への想い
2代目の加藤さんは、高校生のアルバイトからお店にそのまま就職し現在で21年間、中華料理に携われています。
先代とは違って御園飯店一本で働いてきたので、中華は御園飯店しか知らない。他の中華料理を営んでいる方よりは知識が劣るかもしれないが、
『誰よりも御園飯店を知り、
どこよりも更に美味しく。
味への「追求」「向上心」は負けません。』
と御園飯店の中華の味へのこだわりとお店への愛が伝わってきました。
三大名物の”餃子”
御園飯店の三大名物の「餃子」「スペ天」「骨つき唐揚げ」。その中でも今回は餃子をピックアップ!
餃子は年間20万個売れているほどの御園飯店の人気商品です。
餡
そんな餃子はもちろん餡からこだわれています。季節ごとに(温度、湿度や食材で)中の餡を変えたり、水分量を変えたりなど常に行われています。
お肉は鹿児島の黒豚の頭肉(ツラミ)を使用。ツラミは取れる量が限られ、傷みやすいため希少部位とされています。脂の甘みと肉の旨味が出て、コラーゲンもたっぷりで味わいへと仕上がります。
皮
餡の美味しさを最大限活かすために、皮はできるだけ薄い皮を使われています。約0.6mmの薄さです!大きさとしても、女性でも食べやすいように一口サイズに揃えて作っていらっしゃいます。
包み
包みは餃子でも重要な部分。先代は10分で150個包んでいたが、加藤さん的には形に少しばらつきがあったそうです。
加藤さんとしては、一つ一つ丁寧にだけどスピーディーに!をモットーに、10分で約120個ほど包まれているそうです。どちらも早いです笑
焼き
一つ一つ綺麗に並べて餃子専用機で一気に焼き上げていきます。焼き上げるところって誰もが好きなシーンですよね。お湯をかけて蒸す瞬間のジュ―って音。たまらない瞬間です。
包んでみた!
一度包んでみたい!ということで、餃子包みを体験させていただきました。加藤さんに教えていただきながら見よう見まねチャレンジ!
思った以上に繊細な作業で
難しい、、、
琉世作
見ての通りぐちゃぐちゃです笑。餡も溢れていて最悪ですね。
加藤さん作
やはりプロの包みは見事!形も綺麗です!このクオリティを1個5秒でされているというところがまた凄いところです。
包んでみたいと急にお伝えしたのに対応していただき、ありがとうございました。
御園飯店×くらうどメニュー
甘海老水餃子 ¥800
甘海老の風味と旨みが抜群の餃子を濃厚なホタテの特製スープで贅沢な水餃子に仕上げました!
舞茸揚餃子 ¥800
やみつきになる事間違い無し!揚げ餃子を甘辛チリトマトソースとチーズで焼いちゃいました♪とろ〜りチーズが背徳感MAX!
餃籠包 ¥700
餃子と小籠包のマッチング!溢れる肉汁を堪能してください。
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まとめ
御園飯店 加藤さん、お忙しいところご対応いただきまして誠にありがとうございました。急でしたが餃子包みの体験もさせていただきましてありがとうございました。
この記事を読んだ方はぜひお店に行って”御園飯店の餃子”を食べてみてください。また、そんな美味しい餃子を美味しいバー飯として提供しているので、この機会にぜひ味わってみてください。
では、次回もお楽しみに!
■御園飯店 店舗情報
住所:〒916-0022 福井県鯖江市水落町8−6
電話番号:0778-51-6539
営業時間:月~土 11:00~14:00, 17:00~20:30、日・祝 11:00~15:00, 16:30~20:30
定休日:不定休
公式ホームページ:https://misonohanten.com/